農業ICT知的財産活用ガイドライン

農林水産省の補助事業「平成27年度農業IT知的財産活用実証事業」において、
農業現場における知的財産のさらなる活用を促すことを目的としたガイドラインを策定しました。

慶應義塾大学SFC研究所

ガイドラインのご紹介

現在、我が国は、高品質な農産物を生み出す技能・技術を有しています。
これは、産学官が一体となった生産活動、研究活動の貴重な積み重ねの成果であり、今や農業は、「知識産業・情報産業」と位置付けられ、我が国の成長戦略の中核の一つとなっています。また、ICTの農業分野への活用の面では、ICTや人工知能などの最新技術を応用した知的財産の活用を促すべく、農林水産省は、2009年に「農業分野における情報科学の活用等に係る研究会」を設置しました。研究会は、高度な農業技術を次世代に円滑に受け渡すための情報科学の活用等についての議論を行い、同年8月に報告書「AI(Agri-Informatics)農業の展開について」を取りまとめました。その後、実証事業や日本各地での取り組みが進展し、農業へのICTの応用は飛躍的な発展を遂げています。

しかしながら近年、農業生産・食料産業等のグローバル化に伴い、技術流出、営業秘密の漏洩への迅速かつ的確な対応が求められるようになっています。また、知的財産としての価値を、ICTとより多様に結び付けることによってさらなる収益性に結び付け発展させる活動は、未だ発展途上の段階にあります。

これらをより発展させていくためには、熟練農家や農業団体からの円滑な知的財産のICT化と、その知的財産の安全な展開と、利用者の拡大を促進するための基本的な考え方の整理が必要です。

そこで、この度、農林水産省「平成27年度農業IT知的財産活用実証事業」における活動において、農業現場の知的財産のさらなる活用を促すことを目的としたガイドラインを策定しました。

本ガイドラインは、(1)農業現場の知的財産をICT化することによって、広くその価値を知識産業として広めること、(2)農業現場の知的財産を安心して提供するための具体的な留意点を示すことを目指しています。

本ガイドラインを公開することにより、農業現場の知的財産にさらなる活用が進んでいくことを期待しております。

農業ICT知的財産活用ガイドライン

平成27年度農業IT知的財産活用実証事業 報告書

お問い合わせ

農業IT知的財産活用実証事業 事務局 (慶應義塾大学SFC研究所)

ガイドラインについてついてのご質問・ご意見などのお問い合わせは sfc.agri-ip-guideline.office@kaminari-lab.net までご連絡ください。

謝辞

本ガイドラインは農林水産省「平成27年度農業IT知的財産活用実証事業」における活動のひとつです。

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